警察官は模範的であるか?

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 画像の二人の外勤警察官の右折の方法は模範的である。
警察官の模範的でない運転を見る機会はかなりあるのであるが、写真を撮る機会にはまだ恵まれていない。

 多いのは、
・交番前での歩道上走行
・右折時に 交差点の中心のずっと手前を早めに入り込む
・緊急ではないのに 赤色回転灯を点灯して走行する。
   (単に警官を交差点に配置するためになぜ赤色回
   転灯を点ける理由があるのか?)
・パトカーで通常の警ら中に 進路を左に変更して前車の前方に出ること(左からの追越は禁止事項 日本ではほとんど忘れられている、警察官もそのような規則があることを忘れているようだ)

 頻繁に見る光景である。 ある交番前、この交番はまさに交差点の目の前にある。 この交番を訪れる車は平気で交差点の中に車を停めて交番へ行く。 当然駐停車禁止の場所である。 この夕も2台の乗用車の運転手が何かの用で交番を訪れたようであった。 交番内部には警察官も居た。

 交差点内での駐停車禁止が除外される例外はしらない。 しかし、それについて警察官が車を別の場所に移動するように指示している様子は全く無かった。

 交差点の中は 交通の動線が錯綜する場所であり、それゆえ事故が起こりやすい場所であるから駐車はもちろん停車も禁止されていると理解できる。この場所は他の交通の障害になることが明瞭である。

 事故を減らそうという意思の存在はここでも疑われる。

 同じ駅前、上の交番は写真の右隅にある。 駅はバスの前方、駅に乗り入れるタクシーの順番待ちの先頭車両は交差点手前の停止線の上にいる。 横断歩道に前のバンパーは掛かっている。

 もちろん駐停車禁止の場所である。 これも毎日見る光景。
それも交番の眼と鼻の先。 このような停車が取り締まられているのをついぞ見たことがない。

このような筋道の立った規則に鈍感になること、そしてそのような行動に対する恥じが無くなること そのような現状が事故の遠因になっていると私は分析する。

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 画像・文章はより適切なものが採集できれば入れ替えます。

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