本当に事故を減らす意欲があるのか?
意識があるのか疑問を感じる



 





 下記の問題が気になっていた折、関越自動車道から長野方面へ出かける機会があった。 左上は帰途甘楽パーキングエリアに立寄ったときに撮影した。
 ここでは一方通行出口の標識と路面表示が明瞭で進入路に間違って逆走行する恐れは無い。

左中央は横浜横須賀道路道路のパーキングエリアである。 標識あるが路面表示は無い。

左下の画像は 首都高速道路 池袋南パーキングエリアである。 路面表示は無い、一方通行路を示す標識は全く無かった。

標識の設置がこのようにまちまちでよいのであろうか?
なぜ逆走車が時々出るのか、徹底的に点検するべきであろう。 ここに記したような問題も原因になっているのではないかと思う。

前記の加平パーキングエリアのような状態は総点検を要することであろう。


 残念ながら画像は無い

 首都高速道路 加平のパーキングエリア、 パーキングエリアの中は一本の道路であるが、進行すべき方向は一切記されていない。 この道路に直角に駐車する駐車スペースもある、 斜めに駐車するスペースでは本来の進行方向に向かって出車するようになっている。 しかし、仮に頭から駐車した場合(バックで駐車するよりもかえって難しいが)出車方向は逆になる。
出車する方向は駐車場に入って来た時の記憶だけが頼りなのである。

 さらに、仮に逆方向へ走った場合に本線と合流する手前には進入禁止の標識も無い。 標識上はパーキングエリア内で逆走行可能、本線へ出ることも可能である。

 観察してみると、このようなパーキングエリアは複数あることに気付いた。 ひょっとすると殆どがこの有様なのかもしれない。
高速道路での逆送行は確実に死亡事故を招くと言える。
 過去の逆走行事故の分析の中にはきっとパーキングエリアから出る方向を間違ったことが原因であった例があったことであろう。 単純に「不注意」と決め付けて済む問題ではない。

名神高速道路完成以来何十年とこの状態が続いているのであろうか? 事故を減らすには掛け声だけでなく考察が是非とも必要だ。


このような違反はヨーロッパであれば、速度違反よりも重い違反である。 何Km/hから危険という線は決めようがない。 この画像の状況は明らかに危険を助長している。

 よく見かける光景
交通整理の警察官、その交差点内(停止線の内側は交差点内)に駐車車両がある。 しばらく観察していた、この車の運転手が戻ってきた、が一向に意に介していない模様。

 私が駐停車禁止場所であることを指摘すると、『自分は交通整理担当、まもなく違反摘発担当が来る』と言う。
『違反は事実、横断歩行者の視界も妨げるし、あんたの視界も妨げている、摘発でなくても、指導・啓蒙はするべきだ』 と私に言われて『じゃー言ってきます』・・・

観察していると、白バイは交差点の中に駐車している車両の側を通過して行く、動いている車を取り締まるのだけが役目なのであろうか? 自主的に行動を取るということはないようである。 


 このような情景を見るにつけ、取締りはかたちばかり。事故を減らすための意思は感じられない。 かえって、違反に鈍感にすることに役立っているのみ

横断者が安全確認をする視界を遮り、運転者の視界も遮る。
他人を危険に落とし入れる行為であることを警察は考察しているのであろうか?

2000年7月27日1740頃

東京三軒茶屋交差点付近でミニパトが駐車違反の取締りを行っていた。

左の画像、横断歩道の直前に駐車中の車両運搬車、前輪タイヤにチョークで印がしてある。
なぜ、印をするのであろう、この場所は停車も禁止されている、時間を計らずとも即停車禁止違反で切符を切れるはずである。
残念ながらミニパトが再度来るまで待っていられなかったので質すことはできなかった。 おそらく駐車違反で切符を切るのであろう。

これでは「横断歩道の直前は停車禁止場所ではありませんよ、停車ならかまいません」と警察が言っていると同じ。

なおこの場所は交差点内かどうか微妙な場所であった。 いずれにしても良識を以って考察すれば車を止める場所ではない。


 京浜急行北久里浜駅前交差点で日々見かける光景である。
左のタクシーは駅前に入るために客待ちしているタクシーである。 交差点の手前も横断歩道の手前も言うまでもなく 駐停車禁止 である。

 前方左の小さな建物は交番である。
日々堂々と行われている違反行為(横断歩行者と運転者の視界をさえぎり、安全確認を妨害している、実害がある)を取り締まる意欲は無いようである。

 速度違反よりも容易に取り締まれる、そして歩行者に直接危険を与える種類の違反である。 徹底して取り締まるべきと思うのだが。


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